FC2ブログ
2017_10
01
(Sun)18:21

女の一生

Bonjour

確実に陽が短くなっていますね。気がつくと暗くなっているので 秋の夜長を楽しまないとです
先日 いつもご招待いただく岩波ホールから試写会 のお知らせをいただき、この冬公開の 女の一生 を拝見してきました。
モーパッサン原作の女の一生の原題は Une Vie どこにも女性限定の一生と訳す根拠はないように思いますが、、、日本語訳は 女の一生 です。

映画なので 映像の美しさとか音楽とかも大事ですが、、、だいたい舞台がノルマンディーなのであまり光がある映像ではありません。ちょっと暗め かなしげ 哀れ 等々 ネガティブな印象をうける映画だったかな~~と思います。
まだ貴族社会がのこるフランス社会の中で 女性は結婚して家を守っていく 継いでいく 城を護っていくなど ちょっと今では考えらないとところもありです。いまでもフランスは 昔は裕福な貴族だったがいまはそのお城にかけられている固定資産税を払うために いろいろと工夫をして お金を稼がないといけない旧 貴族たちがいることも事実です。そして 成金の人に城を売っていったたくさんの本物の貴族の流れをくむ人達。お城にいま住んでいる人達が みな 貴族なわけではありません 日本がバブルだったとき その類のお金もちが いかにフランスでお城を買いあさっていたことか・・・ そのあと バブルがはじけ結局そのお城は幽霊屋敷になってしまったり、、、売却したり。フランス人の中でもお城に住むのが夢だと思っている人は 結構いるようで。私などは 貧乏育ちなので、、、とてもあんな広いところに住むのは気が進みません。 冬は寒いだろうし、、、庭の手入れは大変だろうし もちろん屋敷の手入れも常にどこかを修理しないといけないし 警備もいれないとだし どんだけお金がないといけないのかと思うわけです

本題本題 この女の一生は 貴族の娘として生まれきた一人の女性が結婚までは幸せにきたのに 結婚 を機にその人生が坂道を転がり下がるように苦労の連続となる。 夫の何度もの裏切り その夫の死(殺害される) 愛情注いてくれた両親の死 破産 そんな中で 唯一愛情を注いできた息子の存在が 愛情をかけても教育をしなかったことで 人間として全うに育たず 財産を食いつぶすはめに。 それでもお金を工面しようとするバカ親ぶり 盲愛とはなんと愚かかを考えさせられる。そしてそれは夫からの愛情を受けられなかったことから始まる。 映画の中で 教会の一人の神父が勧める 「夫の不貞を許すこと うけいれること」 そして その後 さらなる不幸が・・・
次の神父がいう 「真実を言わないことは 神に嘘をつくことだ」 と。そして いわゆる不倫をしていた相手の女性の夫が2人殺害し 自殺する。3人が生命を落とす。真実を語ったために・・・ 真実を言わないこと(思いやりで)が 神を裏切るなんていうことがあっていいのでしょうか 人の生命より 神が大事なのか だとしたらキリスト教の神ってなんでしょうか
本当にそれがキリストの教えなのか? あの神父が間違ってるのではないか など 考えさせられること 多々でした。 

人は 何のために結婚するのか 子供はどう育てないといけないのか。人は幸せになるために生きているはず。。。そのために宗教はあるのです。宗教のために 人間がいるのではない。なんでも神といえば 人間をコントロールできるとしたら恐ろしい。

是非是非 ご興味ある方は 12月9日公開 岩波ホール
足を運んでみてください

Mille joies Planning
Mieko SATO


2015_09
18
(Fri)11:09

Violette

Bonjour

ちょっと先の話になりますが 暮れの12月19日からロードショーの Violette -ある作家の肖像- (岩波ホール) の試写会に先日行ってまいりました

いつも岩波ホールさまにはお心にかけて頂き感謝いたします。フランス語を学ぶのに 映画はとてもためになりますので、ある程度 学ばれている方は 是非 フランス映画で更に耳 を ならされてはいかがでしょうか・・・語学はまず 耳 がその音をわかるようになるのが 先決でそのあと自分が話せるようになるわけで 音も聞き分けられないのに話せるようになるはずもなく・・・もちろん 学問的に文法ができて 読み書きができるのは別問題です。

だから すっごい 読み書きできるのに 全く話せないとか話しているつもりなのでしょうが 何言っているかわかんない。。。もしくは ペラペラなのに 読み書きできない ってことがありうるのです

さてさて 映画の話ですが・・・かなり 深い映画で、、、いろんな角度で見るものに訴えている気がします。でも最終的には人間は愛されているということが基本にあって そこがゆがんでいると いろんな問題を引き起こしてしまう って。個人的には感じましたね・・もっともっと 深い部分もあるのかもしれませんが。

今の日本に起こっている諸問題も つきつめて いくと 親から愛情をもらえなかった人間(親の責任は重大です)の寂しさからくる犯罪であったり 社会への不参加 無気力 などなど・・・ のような気がします
歴史をみてもしかり。
親になったからといって 完璧な人間になるわけではなく、、、反対に子供を育てることで成長させていただくのですから、常に謙虚に子供と向き合い(謙虚=甘やかしではありません) 子供は自分が産んだからといって 自分の所有物と錯覚せず 日本の宝としてきちんと役に立つ人間に育てようと まず親が自立をして(子離れしないような親ではいけません
いく努力をお願いしたいと思います。そして 小さいときは これ以上必要ないと思うほどのスキンシップ これは日本人が欠けている点なので 心して子供に接してほしいと思いますね、、、なんて 子育てもしてない人間がいうと またお叱りをうけるやもしれませんが・・・してない できないからこそ みえるもの 切なる願いです

この映画をみていて 本当に胸が痛くなりました。当たり前のことだけど どの国の子も 親の愛情が不可欠なのだと・・・

Mille Joies Planning
Mieko SATO
2012_11
20
(Tue)09:20

最初の人間 Le premier Homme

Bonjour

先日 フランス映画の「最初の人間」の試写会に行ってきました
フランスが抱えているアルジェリアとの問題をとりあげた映画で ちょっと内容は重い のですが、でもとても興味深いものでした

どの国もいろんな問題を抱えていますね。我が国も他人事ではありません

この映画は かの アルベーユ・カミュの自伝的遺作といわれるものの映画化です。
高校生の頃 カミュの作品を読みあさりましたが その時は全くちんぷんかんで 自分の頭の悪さを思い知らされたものです。

アルベーユ・カミュ はノーベル文学賞作家ですけど、46歳の若さで自動車事故で命を落とされてます。死魔 は才能のある人が大好きですからね 本当に残念です。実は来年2013年はカミュ生誕 100周年なんです。
生きていられてもおかしくはないカミュ。21世紀を見られたらどんな作品を書かれたのか、、、と思うと 本当に残念で仕方ありません。

奇しくもこの10月11日にトゥールToursで アルジェリア展をみてきたばかりで、リンクして映画をみることができました。

この「最初の人間」はフランスで59万2千部を売り上げ 35カ国言語に翻訳、出版されている作品です。
是非 12月15日公開ですので 足を運んでみてはいかがでしょうか? 
岩波ホール:03-3262-5252

Mille Joies Planning
Mieko SATO

タグ:最初の人間、アルベーユ・カミュ、ノーベル文学賞、

2012_05
17
(Thu)08:36

ル アーブルの靴磨き

Bonjour

先週 ちょっと時間があったので フランス映画 みてきました
ル アーブルの靴磨き って日本題です。
私がフランス映画をみる理由は まずはフランス語の勉強になること そして アメリカ映画のような ドンパチ ではなくて 静かにゆったりとみれること そして フランス の街が映像でみれること でしょうか…

この映画は 名前の通り 舞台はノルマンディーのル・アーブル です。数年前にル・アーブルを訪れました 今は近代的な場所と 昔のフランスを残している場所と が混在する個性ある街です アンドレ マルロー美術館 は必見。印象派の作品が沢山みることができます。また 街中にある教会 も必見です

この映画は ちょっと前の時代の映画 って感じではありますが、、、も古いし、の感じも古い、でも なぜか通貨は ユーロでした
フランスの抱えている 移民の問題や 人種差別の問題 などを問いかけるものですが、、、いつの時代もそういうものに立ち向かう庶民がいる、、、その庶民の団結によって 救われるアフリカの少年
この映画では ポリスの中に 庶民の味方になる影のドンがいたりして、、、ちょっと 粋な計らいが

なかなか 心にしみる映画でした

Mille Joies Planning
Mieko SATO

タグ:ル・アーブル、ル アーブルの靴磨き、ノルマンディー

2011_10
07
(Fri)18:30

風にそよぐ草 Les Herbes Folles

Bonsoir

昨日 試写会に行ってきました
12月17日公開の 「風にそよぐ草」 Les Herbes Folles このフランス語から 「風にそよぐ草」 って日本語にされたのが凄いですね。でも この題名から内容は連想されません

なんだか典型的のフランス映画でしたね ちょっとお年を召された方のほうがこの映画は理解できるかもしれませんね。

先日もちょっと友人と話したんですが、、、日本女性とフランス人女性の違い…
それはやはり いくつになっても フランス人女性は女を捨てないって所でしょうか。。。この映画もそういう意味あいもあるようね、、、ま フランス人男性もそうですが
AMOUR が大事なお国の方々なのです。大事ですがね。。。確かに
でも やっぱり 一般的には日本人はフランス人と比べたら 一番大事 ではないかもしれませんね

お時間がございましたら 是非是非 この「風にそよぐ草」ご覧くださいませ 
ちょっと考えさせられます


Mille Joies Planning
Mieko SATO

タグ:風にそよぐ草 Les Herbes Folles